硬質ウレタンフォームはプラスチックフォームの中で最も優れた断熱性能を有しています。これは独立した微細な気泡の中に熱伝導率が極めて小さいガスを閉じ込めているからです。この為、硬質ウレタンフォームは他のプラスチックフォームや無機系断熱材に比べて、経済的な厚みで優れた断熱性が得られます。又硬質ウレタンフォームは施工現場での発泡が容易で、多くの材料と自己接着しますので複雑な構造物に対しても隙間の無い連続した断熱層を作ることができます。
発泡ウレタンフォームの寿命は…?
硬質発泡ウレタンフォームが開発されて(ドイツ)から50年経ちます。紫外線にあたらない場所に充填されたりして50年経過しても何らかの経年変化は見られません。
ウレタンフォームは、カビや虫害を防ぎますか…?
硬質発泡ウレタンフォームは、元来がウレタン系強力接着剤です。この接着剤に発泡ガス、難燃剤、調泡剤等を配合して、低率発泡させて、硬化接着させるように配合した化学接着剤です。
発泡接着硬化した生成物は、水分湿気を吸収しません(正確には0.3%vol)。このことが、カビの生殖を妨げ、結露の発生を防止することになります。
熱を伝えず、水分・湿気吸収せず、強力発泡接着し、カビや虫害を防止することが出来ます。
作業中の臭いや養生は…?
臭いません…。大掛りな養生の必要もありません。
持運びが簡単で、塗射するときも周囲に飛び散ったりしませんが、
衣類などに付着してしまった時は完全に落とす事が困難に成ります。硬化前は専用クリーナーで溶かすことができます。
燃えないの…?難燃加工品(自己消化性)です。火元を離すと火が止まるタイプです。混合割合で難燃性は多少変化があるようです。
点火点は…?一般的には引火点は310℃・発火点は410℃です。
危険物該当性…?消防法上の危険物には該当しないが、火災予防条例で指定可燃物に指定されています。指定量以上に貯蔵し、取り扱う場合は各県の条例に定める貯蔵又は取扱の基準に従う必要があります。
デメリットは…?パウダー面に対しては接着力が弱ことでしょうか…?
他の材料にはほとんど接着しますので「衣類」などや「目的以外の箇所」に付着しますと完全に落とすことが出来ません。
薬品の影響は…?濃い酸・一部の溶剤を除いてほとんど侵されることはない。
カビの侵蝕は…?全般的に微生物分解に対しては強い抵抗性を持っていて、カビに侵される事は常温ではありません。
耐久性は…?使用条件で大きく左右されます。直射日光や雨などの環境では早く劣化すねが紫外線・水分・湿気を防ぎ常温で使用すると長期間使用が可能となる。表面にペイントする事により劣化を防止する事が出来ます。
経年変化は…?熱伝導率は長期間で僅かに変化する。気泡内に熱伝導率の大きな空気・水蒸気が進入し気泡内のガスの組織が変化する事で起きる。